Round 4 アメリカの食 〜 健康って何だっけ? 〜 

アメリカと日本の食への捉え方は、根本的に違うと思う。
どこが??って言うとですね。
食べ物が自分の体に及ぼす影響っていうのを

そんなに意識してないんじゃないかなあ…??と思うわけです。

日本人を含むアジア勢は、中国の言葉を借りると
「医食同源」っていう気持ちが文化の奥底に眠っていて
もし毎日ジャンクフードやインスタントばっかり食べていると
「太るかも…。」と後ろめたい気持ちになったり、
「病気になるかも…。」と自分の血がドロドロな様子を想像したりする。

ここクリーブランドでは、そんな事どこ吹く風だ。 
 スーパーマーケットに行って
 食品を見てみると、
 着色料も保存料もばりばり。
 果物はワックスでぴっかぴか。
 お菓子を食べる子供の口の周りは
 着色料で真っ青!なんて
 珍しくないもんね〜。
ホラーじゃありません。ステイ先の末っ子が
綿菓子を食べたらこうなっちゃったんです…。

日本でよく見る、トレイを持って自分でピックする焼き立てパンの店は
ほとんど見る事ができない亜流。
主流は、2週間の室温保存に耐えうる(!)ケミカルなパン。
近いものがアメリカ系航空会社の機内食に出るので
食べた事がある方もいると思う。
これ…石けんの味がするんですけど…(イメージです。石けん食べた事ないし)。

前に一緒に仕事をしていた女の子の体験で、こんな怪談がある。
お腹が減ったので、某アメリカ系最大手ハンバーガー会社Mのバーガーを買い
家に帰ってきた所、仲良しの友人から「遊ぼうぜ!!」の電話。
時は夏休み。二つ返事でOKし、
買ったばかりのバーガーを帰ってから食べようと
ポンとTVの上に置いて外出した。

友達と遊び呆けること、なんと一週間!!(解るけど…。)
疲れ果てて家に帰ってふと、置きっぱなしのバーガーを思い出した。
季節は初夏。閉めきって暑い室内のTVの上…。
そのまま捨てようと思ったけど、
怖いもの見たさでついつい包み紙を開いてしまった。
そこで見たものは………!!!!

な、なんと買った時と全く持って同じだったそうだ。
全てがこの暑さの中、腐る事なくおんなじ…、ゾ〜…。

渡米する前は、TVでよくBSEのニュースをやっていた。
「アメリカは牛肉の安全について、どうしてあんなに
横暴な理論をまかりとおそうとする訳?」
なんて思っていたが、向こうに行ったらなんでかよく解った。

   報道の内容がまったく違う。
   日本ではトップニュースの一つ
   なのに、アメリカでは
   スターウォーズ3の方が関心が
   高そうだ(5月末の時点でね☆)。
   スーパーでも山のように
   牛肉は売ってるし、
   「外国物」とか「安全」っていう
   言葉すら見ない。

   やっぱりこれは文明開化から牛肉を
   食べ始めた日本と
   元々狩猟民族だった人たちの
   食文化の違いなのではないかなあ?
 

    連日連夜TVに出演していたヨーダ師。

我々にとって肉は食べなくてもいい、あくまでもチョイスの一つでしかない。
おかずに肉がなければ、魚でもめん類でも、卵でも、もちろん漬物だって。
でもアメリカでの牛肉は日本でいうと米に近い。主食ランク。
彼らはお昼から靴くらいある大きさのステーキを食べる。

だからさ、安全性の前に「食べたい」から売れるんだよね。

もともと食が体に及ぼす影響を学ぶ機会がない上に、食の安全にあんまり興味も無く、
しかも食べたいんだから BSEも話題にならないのは納得がいく。

日本の食生活なんて知ってるはずないから、きっと「BSE怖いから輸入しない」って
言うのを聞いて、「何で?アメリカ人は皆平気で食べてるのに?」 と
素直に思うに違いない…。ああ、やっかい。

NYやSFみたいな都会に行けば意識が高い人達はたくさんいて、
オーガニックフードやらワークアウトなど色々情報も手に入るし、
ステキでヘルシーなレストランもたくさんある。

でもここクリーブランドはアメリカ人にして「典型的アメリカ」と言わしめる土地。
ホント見回すと太っちょばっかり!!ホントに皆ですよ!!

やっぱり日本の食の安全は、日本人の感覚で守ってほしいなあ。

 

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